新部署の立ち上げや会社の文化づくりにも貢献。「ママさんエンジニア」も働きやすい環境が魅力です。 サイオステクノロジー株式会社様 檜 佳何(ひのき よしか)さん【社員インタビュー】

LinuxやJavaなどのオープンソースを軸に、BtoB向けのソフトウェア製品を開発・販売しているサイオステクノロジー株式会社。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する製品やサービスを次々と展開しています。
 
そんな同社に入社後、15年にわたって同社の看板製品である「LifeKeeper」事業に携わり、現在は育児に励む「ママさんエンジニア」としてもご活躍されている檜 佳何(ひのき よしか)さんにお話を伺いました。同社で活躍できる人物像、自身のキャリアや業務の内容に加え、女性のライフイベントと仕事をどのように両立し、会社がそれをどう支援してくれたかなど、ママさんエンジニアならではの感想をたくさんお聞きできました。
 
会社:サイオステクノロジー株式会社様
職業:エンジニア
名前:檜 佳何さん

 
 

安定した事業基盤と、会社づくりに参加できる柔軟な社風が魅力



-まずは、サイオステクノロジー社の事業について詳しく教えてください

多くの事業を手がけていますが、それぞれ、ニッチな分野で高く安定したシェアを誇っているのが特徴です。例えばコピー感覚で紙の書類を電子化できるソフトウェアを販売していますが、これは殆どの皆さんがオフィスで普段使っている機能だと思いますよ。また大学向けのシステム構築は最も得意とする所でして、いわゆる「認証」の技術は他社を圧倒しており、全大学のうち3割ほどが当社の技術を使っていらっしゃいます。

-檜さんが所属している部門では、どのようなことをなさっていますか?

私が所属している部署では、絶対に止まってはいけないサーバーを稼働系と待機系に分け、万が一稼働系に障害が発生した際、速やかに待機系へと自動切り替えを行うHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」の開発や販売などを行っています。

難しい言葉を使いましたが、要するに、地震や津波など万が一の災害が起こっても、サーバーが普段通りに機能する体制を作る、支えるソフトウェアです。IT社会のインフラを実は私たちが支えている、という自負があります。

大手企業との取引がほとんどなので、事業に安定感はありますね。

-事業に安定感があると社員としても安心して働けますよね。会社全体の社風はどのような感じですか?

技術好きが集まる会社で、エンジニアにとっては働きやすい環境が整っています。上下関係がなくフラットですし、在宅勤務でもSlackやオンライン会議で気軽に質問できます。経営陣もこうした環境づくりに前向きですね。

ただ、昔はここまで柔軟な社風ではなかったかもしれません。実質的な夜勤制度があったり、現在のようにフレックスタイム制やリモートワーク制度も確立されていませんでした。でも、会社として社員の要望は積極的に取り入れる姿勢があり、社員たちの手で会社がだんだん良い感じに変わってきたのです。

-サイオスでは会社の理念である「SIOS Values」の実現度合いによって昇給が決まる「360度アセスメント制度」や、到達したいゴールを達成するための指標を複数設定する「OKR(Objectives and Key Results)」など、既存の枠組みにとらわれない人事制度を採用していると聞きました。こうした点からも、やはりサイオスは積極的に動ける人のほうが活躍しやすい会社なのですか?

そういう面はあります。自発的に課題を見つけて、それを指摘できる。社員同士で積極的にコミュニケーションを取る必要があります。

社員たちが文化をつくってきた会社でもあるので、事業を進めるなかで主体的にコミュニケーションを重ねていくことに楽しさを感じたり、会社の文化を自分の手で作ってみたい人に合っている会社だと思います。

 
 

「LifeKeeper」部署で国際的に活躍



-あらためて檜さんの入社の動機と、社内での職務経歴を教えてください。

前職ではインフラエンジニア、テクニカル系の講師として働いたのち、Linuxコミュニティで知り合った人の紹介で当社に入りました。当時からLinux界隈では有名な会社だったので、オープンソース関連の技術を習得したいというのが入社動機でした。

入社後は一貫してLifeKeeperにかかわり続け、LifeKeeperのサポートや構築の支援、セミナー講師などを務めてきました。3、4年前からは、従来LifeKeeper部署で注力できていなかったQA(品質保証)に関する部署の新規立ち上げにもかかわり今に至ります。

-新規部署の立ち上げに際しては苦労も多かったですか?

前職でQAの経験を積んでいた方のパートナーに抜擢されて立ち上げにかかわったのですが、文字通りゼロからのスタートでした。そのため「まず何から手を付けようか」という感じでしたが、この方にQAの基礎を整えてもらい、私がそれをLifeKeeper向けに一つひとつ順応させていきました。

大変な作業でしたし、いまもまだまだ発展途上なのですが、QAの基礎構築に関してはある程度期待に応えられたかなと思います。

-—新規部署を軌道に乗せたのは素晴らしいですね! こうした業務のなかで、檜さんはどのあたりにやりがいを感じていますか?

一番は、チームメンバーがみんないい人たちなので、彼らを支えていくことにやりがいを感じます。QAもそうですが、私の仕事はLifeKeeper部署のバックアップ的な立ち位置。だからこそ、「この人たちに気持ちよく仕事をしてほしい」と思えるのは働きやすさにつながっています。

あと、LifeKeeper自体はサイオスのアメリカにある連結子会社(SIOS Technology Corp.)が開発したものなので、アメリカのチームと仕事をする機会も多いなか、異国の方に「君がいてくれて助かった」と言ってもらえたのは嬉しかったですね。

-アメリカの関連会社ともかかわるのですか。檜さんは英語に自信があるほうでしたか?

いえ、決して得意なほうではなかったです。英語は入社してから勉強して、なんとかアメリカのチームともやり取りできるようになりました。

ただ、弊社は日本で創業しアメリカにも関連会社がある形なので、外資系企業にありがちな「日本法人に全く決定権がない」ということはなく、お互い対等な立場で付き合えるのはいいところだと思います。全社員に英語が必須、という訳では全くありませんが、得意な方は私の部署など、活用できる機会もあると思います。

 
 

柔軟な働き方ができ、ワークライフバランスを整えやすい



-サイオスには、リモートワークやフレックス、連続休暇制度があり、時間外労働も全社平均で9.9時間と伺いました。柔軟に働きやすい環境が整えられているように感じますが、その点はいかがでしょうか?

会社が変わるなかで制度が整ってきたのはもちろん、ただ制度があるだけではなくて、制度を使いやすい環境を経営陣が作ってくれています。個々人のライフイベントにも寛容で、柔軟な働き方を後押ししようという雰囲気を感じますね。

実は、私自身、先に触れたQA部署の立ち上げと並行して妊娠や出産、子育てといったライフイベントを経験していまして。その時も会社は働き方に配慮してくれました。

-具体的に、どのような配慮があったのですか?

私は妊娠時にある病気を患い、運動や食事制限、通院の必要性などが生じ、通勤しながら病気と付き合うのが難しくなりました。そこで、会社に事情を相談したところ、当時まだ一般的ではなかった在宅勤務を認めてもらえました。本当にありがたかったです。

会社全体としてライフイベントへの理解があるので、例えばチーム内で産休を複数人で取ることもできますし、男性の育休取得例もあります。自分のライフスタイルに合わせてエンジニアとして働き続けられる会社だと思います。

-個々人の私生活まで大切にしてくれる会社なのですね。

はい! 弊社の魅力はワークライフバランスを整えやすいところだと思いますし、仕事とプライベートを両立できるのは嬉しいです。

リモートワークは2019年から導入され、2020年には、原則として全ての社員がリモートワークを前提とした勤務形態に移行しました。新型コロナウイルスの感染拡大状況に関わらず、いわゆるアフターコロナにも、リモートワークを続けることを決めています。通勤定期代の支給も廃止され、代わりにリモートワーク手当(月5,000円)が支給されています。

ですので、子どもが熱を出したらすぐに業務終了して自宅から最寄りの病院へ行けたり、残業時間もIT業界の中ではかなり短い方で、社員はほぼ17時30分の定時には上がっています。18時30分になるとオフィスフロアには誰もいなくなり、19時にはフロアの鍵が閉まるくらいです(笑)。

-自社プロダクト開発の安定した事業基盤があると社員の方にとっても、安心して働ける環境になりますね。最後に、檜さんの今後のビジョンについて教えてください。

アメリカのチームと日本のチームは対等ですが、まだ国の違いを感じることも。この2チームがもっと融合し、完全な「ワンチーム」として市場により良いサービスを提供していける環境を作りたいです。

あと、私は15年ほど会社にいて、この会社の変貌を目の当たりにしてきました。社員たちの手で変わってきた会社の姿を新人さんにも伝え、彼らがまた会社をいい方向に変えてくれれば最高ですね。
 
 
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