【転職活動ガイドブック】その9:面接の準備をする~面接でのマナー~

はじめに

面接でチェックされるのは、質問に対する受け答えや書類の内容だけではありません。評価されるポイントは面接中だけでなく、建物に入る前から出るまで見られていると言っても過言ではないでしょう。

それでは、面接前・面接中・面接後に気をつけるべきマナーを見ていきましょう。

面接前

①遅刻や早すぎる受付はNG


社会人として、面接時間に遅刻することは許されません。事前に地図などで会場への行き方などを調べ、当日は面接時間の15~20分前に会社の近くに到着できるようなタイムスケジュールで動きましょう。

また、早すぎる到着も歓迎されません。面接担当者の都合もあるので、面接時間の5~10分前の訪問が好ましいです。

やむを得ず面接時間に間に合わない場合は必ず電話しましょう。その際に遅刻の理由と共に到着予定時刻と謝罪を伝えるのを忘れずに。

②入室前の挨拶とノック

面接担当者が既に室内にいる場合は、ノックをします。回数は3回がマナーとして適切です。入室を促す返答があったら、「失礼いたします」と言って軽く会釈をして入室しましょう。

先に入室して面接担当者を待つ場合は、案内してくれた社員の方にお礼を述べて、静かに室内で待ちましょう。提出書類などがある場合はあらかじめ机の上に出して準備しておくのも良いです。着席して待っていても失礼にはあたりませんが、面接担当者が入室する際には一度起立し、着席を勧められたら「失礼いたします」と軽く会釈をして着席しましょう。

面接中

①バッグやコートの置き場所

特に指定がない場合、バッグは床に置きます。コートやマフラーなどがある場合は、バッグの上に畳んで置きましょう。

②お茶を飲むタイミング


面接時にお茶などの飲み物を出してくれる企業もあります。まずは運んでくれた社員の方へのお礼を忘れずに。面接担当者から勧められた後、「いただきます」と述べてから飲むようにしましょう。一気に飲むことはマナー違反なので、タイミングを見計らいながら少しずつ飲み、飲み残さないように心がけましょう。

③面接担当者の発言を待つ

面接担当者の質問に答えるのが面接です。質問される前に自分から話したり、質問されている内容以外の話をしたりするのは印象が悪くなるので極力避けましょう。最初は緊張を解すために、天気などに関する雑談をする場合もありますが、あくまでも導入なので、そこで長々と話して貴重な面接時間を割くことのないように。

④面接官と適度にアイコンタクトをとる


人と目を合わせられないと自信がないように見え、「コミュニケーション能力が欠如している」と判断されます。ずっと目を見つめなくても、口元やネクタイの結び目など面接担当者の顔周りに視線を集めるようにしましょう。

面接担当者が複数の場合、質問した方をメインとして、満遍なく全員に視線を向けながら話していくといいでしょう。

⑤ハキハキと話し、回答は簡潔に

早口な人に良い印象はありません。落ち着いて、いつもよりゆっくり話すくらいの気持ちで話すようにしましょう。語尾が消えないようにハキハキと話し、はっきりと文章を言い切りましょう。

回答が長すぎると「話をまとめられない」「自己中心的」といった印象を持たれてしまいます。どんなに長くても、1つの回答につき1分程度で終わらせましょう。

⑥面接担当者からの質問や話を遮らない

多くの人は話を遮られると不快感を抱きますし、「最後まで話を聞けない」「コミュニケーション能力に問題あり」と判断されます。話や質問を最後まで聞き、一呼吸置いてから自分の意見や回答を話し始めましょう。

⑦姿勢を正す


背筋が伸びている人は猫背の人よりもしっかりとした自信がある人に見え、信頼度が高くなります。背筋を伸ばし顎を引いて、肩の力を抜いて自然な姿勢を心がけましょう。

面接後

①お礼の挨拶と退室マナー

面接が終了したら、忘れずに面接担当者にお礼を言いましょう。荷物を持って立ち上がり「失礼いたします」と一礼し、ドア前で面接担当者に向き直って、再度「失礼いたします」と言って会釈した後、退室しましょう。

くどいようにも見えますが、相手を敬っていることを示すためには必要な行動です。振り返って半身のまま挨拶するようなことはしないように。

②退室後すぐに気を抜かない

退室しても、まだそこはオフィス内ですので、その企業の社員のみならず、役員や代表などとすれ違う可能性は大いにあります。すれ違う人には必ず挨拶をし、受付の人にもお礼を述べ、コートやマフラーは会社の外に出てから身に付けましょう。

また、出てすぐに電話をしたりタバコを吸ったりするのは控えましょう。社員や役員にだらしない姿を見られ、「面接用に見繕っていただけ」と思われないように、会社から離れるまでは気を抜かないように。

まとめ


採用後はその会社の看板を背負うことになります。「この人を採用して、お客様の前に出しても恥ずかしくないかどうか」ということを考えて面接担当者はチェックしているのです。上記のものは「社会人なら常識としてできる行動」ですので、気を張りすぎずに自然にできると良いですね。

▼関連コラム

ほしいと思われる人になる~将来の理想とする「自分に合った働き方」への近道~

>>詳しくはこちら