【転職活動ガイドブック】その7:応募の準備をする~職務経歴書~

はじめに

新卒採用の書類準備との大きな違いは職務経歴書です。自分を商品だとして、履歴書は商品情報が記載されているもので、職務経歴書は性能情報を載せるものです。

職務経歴書には、これまでの経験や実績だけでなく「入社後にどのような貢献ができるのか」ということを明確に書く必要があります。

職務経歴書の作り方

職務経歴書に書くべき内容は厳密には決まっていません。書式も様々で履歴書のような決まった形はないものの、書くべき内容はあります。

採用担当者が職務経歴書を見る時間は「1枚につき5秒」と言われています。たった5秒間で伝えたいことをしっかりと読み取ってもらえるような効果的な職務経歴書を作っていきましょう。

①職務要約

職務要約は、これまでの経験を短く要約したものです。全体を見る前に、おおよその経歴と経験してきた仕事内容を書きます。

サラッと読んだだけでもわかるようにするため、“事実”“数字”“短文”の3つの要素を守って書いていきましょう。在籍していた会社名や年数などの“事実”、成績や成果などを表す“数字”、そしてそれらを“短文”でまとめる、ということです。

②職務経歴

職務経歴の書き方は、時間を軸とした「編年体式」と、プロジェクトなどを軸とした「キャリア式」の2通りあります。

転職回数が少ない場合や、部署異動が少ない場合は編年体式をおすすめします。具体的にどんな案件に関わり、どのような立場で貢献し、どんな成果があったかなどを箇条書きでも良いので書いていくと、読むポイントがわかりやすくなります。

キャリア式はプロジェクトや案件ごとに自分がどのような働きをして何を学び、どんな成果を挙げたのかを書いていきます。1年以上続く案件が多い場合は、キャリア式のほうが案件に対するコメントやアピールを前面に出していけます。

③経験・スキル・知識

業務のことだけでなく、そこで学んだことや身につけたスキルなどを書き、自己PRも織り込んでいきましょう。

前職で役に立ったスキルを書くことも大切ですが、それよりも次の企業で役に立つスキルがあることを示すほうが重要です。応募企業にアピールできる経験やエピソード、資格などをうまくピックアップして推していきましょう。

④自己PR

それまでの経歴を踏まえ、最後に自己PRを書きます。「自分は御社に入ったら、こんなに役に立ちますよ」ということを存分にアピールしてください。応募職種に対して、ダイレクトに活用できる経験がなかったとしても、自分の強みを表現するエピソードや案件はあるはずです。

ここが書類上で自分をアピールできる最後の部分ですので、志望動機を交えたりして存分に売り込んでいきましょう。

まとめ

履歴書と同じく、職務経歴書は自分を売り込むプレゼン資料です。

そんな重要な資料に誤字・脱字などがあるようでは商談(面接)には進めませんよね。読み手である採用担当者にわかりやすくなるように見出しなどをつけて、面接の際に情報を引き出しやすい構成を心がけましょう。

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